葉っぱすけのやるキッ木

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葉っぱすけ
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ミニロト (357回)×

挑戦回数:ミニロト (357回)
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ミラチェアー ( MirraChair ) その後

納期延期になったミラチェアが今日届く!!
3月上旬に注文したミラチェアは、4月下旬に届く予定だった。
でも、延期になってしまいがっかり……。
ようやく本日・5月30日に届くことになった。

納期遅れの原因を販売店の Business Seating に聞いたところ、
ハーマンミラージャパン社からハーマンミラーアメリカへの
発注体制に混乱が生じていたのではないかということだった。

まず、ミラチェアを買う場合は、日本国内・販売店から購入することになる。
注文を受けた日本国内・販売店はハーマンミラージャパン社に発注。
取りまとめた注文はハーマンミラーアメリカに送られて処理されるようだ。

ハーマンミラー(米国?)のアジア向けアセンブリー工場は韓国にある。
ハーマンミラーアメリカは注文に応じて、パーツを韓国に送って組み立てる。
通常は、受注から日本への納品までは約 2か月だという。

なるほど、発注体制の混乱という推察は的外れではなさそうだ。

日本国内・(正規)販売店はハーマンミラージャパン社から仕入れる。
ハーマンミラージャパン社の事業内容は、
「米国ハーマンミラー社およびそのグループ企業の製品の輸入、
 製造、販売、施工、メンテナンス」となっている。
ハーマンミラーアメリカが売ろうと決めたカラーバリエーションを、
ハーマンミラージャパン社が輸入して日本国内・販売店に売るわけだ。

ミラチェアは背8色・座10色・フレーム2色があり、
これを組み合わせると最大160パターンものイスができあがる。
しかし、すべての顧客が希望するカラーバリエーションに応じるために、
人気のない色パーツの不良在庫を大量に抱えるリスクに対処するのは当然だろう。
なるほど「Mirra Chair Asia Program?」という見方はウマイ。
ハーマンミラーアメリカが顧客に応えつつ効率販売を図っていくために、
カラーバリエーションを絞った販売展開をしているという推測はできる。

4月26日に販売店から納期延期の知らせがきた。
ミラチェアを注文してから約 1か月後の4月10日に、
ハーマンミラーのホームページで「セラチェア(Celle Chair)」が発表された。
エルゴノミクス(人間工学)に基づいて開発された高機能ワークチェアらしい。
セラチェアのすっきりしたデザインも悪くない。

販売店と顧客の信頼は、正規販売店を超える!?
販売店・ Business Seating の存在は、インターネットのサイトで知った。
ハーマンミラージャパン社のサイトには、
全国のショップ / e-ショップが紹介されており、
「GET REAL
 類似品にご注意ください。ハーマンミラー製品は正規販売店にて
 御購入いただく事をお勧めいたします。」
という顧客に注意を促す文が載っていた。

ハーマンミラー社の定番・アーロンチェアを研究して
それを超えようとする努力が見える国内メーカーの商品は存在する。
アーロンチェアに何となく似せてつくって、
価格が安ければ買うだろうという考え方が見えるような商品もある。
でも、注意を促されているのは、そっくりのニセものを
本物と称して売る類似品を指しているのだろう。

ちなみに Business Seating はハーマンミラージャパン社のサイト一覧表に
リストアップされていなかった。

最初はハーマンミラージャパン社の正規販売店一覧表のリンクから、
ミラチェア情報を探してマウスを何度もカチカチとクリックして調べた。
都内・関東方面から順に一軒ずつチェックしていったが、
ミラチェアを扱う店なのか、ミラチェアの価格がいくらなのか、どんな色があるのかなど、
なかなか詳しい情報にたどり着けない。
わかったことは、アーロンチェアだけしか扱っていない店が多いということだった。
正規販売店の中には、かわいいものやクールなデザインの商品を扱う店もあり、
チェックにかけた時間がまったくのムダではなかったものの、
ことミラチェア情報だけを知りたい人には親切とは言えない。

それで、検索エンジンでミラチェアを調べたところ、
何件かヒットしたミラチェア取り扱い店の一つがBusiness Seating だった。
さんざん調べたあとで同社のサイトを見ると、わかりよさに感動する。
しかも、いくらか安いのだから魅力的でさえあった。


ただし、正規販売店ではなさそうだし、
秋田の店なので地図に示された店舗が存在するのかをこの目で確かめられないし、
正規販売店が申し合わせたような価格で売っているのに、
ちょっぴり安くしているのは、「類似品にご注意」に該当するのかなぁ……
などと、いろいろ考えた。

関東住まいの者が、はるばる秋田のBusiness Seating で購入しようと思ったのは、
そんなちょっぴり安い値段と、もう一つの決め手だった。
問い合わせに答えてくれた同店・A店長のメール対応がよかったからだ。
返事が早く、説明内容は根拠を明確に示していた。

このときは、ハーマンミラージャパン社は同店を正規販売店にしたほうがいいのでは? と思った。
ミラチェアを扱っているのかよくわからない正規販売店よりも、
どこで買っても正規価格の正規販売店よりも、
色が選べるのが魅力なのに具体的なバリエーションを示さない正規販売店よりも、
販売意欲の高い店を正規販売店の仲間に入れた方が
ミラチェア販売促進上のメリットはずっとあるように思えた。
むしろ、顧客へのサービスでは?


月並みだけど、最後は人と人の信頼関係
ところが、そこに来て Business Seating からミラチェアの納期延期を知らせるメールが届いた。
それはA店長からのメールではなく、スタッフの方からのメールだった。
タイミング的には納期延期の侘び文だと思うが、
どうしてこういう言葉を選ぶのかなぁ……と、がっかりさせるものだった。
こんなメッセージをもらうと、
(もしや、ハーマンミラージャパン社がちょっぴり安くして販売する店の注文には、
 ちゃんと応えてやらずにイジワルしてるんじゃないか!?)
なんて、勘繰る気にもなれない……。

約 2か月間も待ったが、キャンセルしてしまおうかと思った。
スタッフの方がこんなメールをよこすようだと、この先いくら待ってもダメだろう。
人の顔が見えないネット販売で信頼を得る難しさを感じた。
そこで、A店長に購入を取りやめる検討をする旨のメールを送った。
「ハーマンミラー社のアセンブリーが韓国にあるとしても、
 いい加減な受注を行う会社だという話は聞きません、いかがでしょうか?
 今回、御社の連絡体制そのものに不安を禁じ得ません。
 残念ですが、御社に対する信頼は、著しく損なわれてしまいました。」
ガッカリしたのと少し腹立たしかったとはいうものの、
いまになって読み返すと、イヤラシイ文句に恥じ入るばかり……。

でも、Business Seating には失礼ながら、
そのときは正直なところ、ちょっとぐらい安いからって、
「 GET REAL 」できる保障なんて何もないし、
地方の販売店から買うのはどうだったのかなぁと、感じてしまった。
ところが、またしてもA店長のメール対応は真摯なものだった。
A店長を信用して、待つことにした。
セラチェアよりもミラチェアのほうが楽しそうだし、
今さらよそで注文してもハーマンミラージャパン社を通す条件は同じだったからだ。

これから買う人へ。未確認情報と納期遅れのミラチェアが辿った道
これは確認もしていないのだが、
ハーマンミラージャパン社はアメリカで組み上げられたミラチェアを直接日本に入れたり、
あるいは注文のたびに米国から韓国アセンブリ工場にパーツを送って
韓国で組み上げて日本に出荷する方法をとったりするなど、
対応方法が確定せずにブレているらしい。
また、ハーマンミラージャパン社は3月に、
在庫(国内?)する色をブラック・ミラに一本化とすることに決めたらしい。
それ以外の色は、注文がまとまった時点でハーマンミラーアメリカに発注するようだ。

結局、納期遅れとなっていたミラチェアは、完成品として 4月26日に米国工場から出荷されたという。
HelmanMillerロゴ入りの赤いトラックに乗って、西海岸に向かったということだった。

一時はパーツを韓国に送って作るという話だったが、それががどうなったか不明だ。
でも、そんなことはどうでもいい段階になっていた。
あらためて、発注体制の混乱という推察が確かなもののように思えてきた。
その後、要所要所でおおよその日程の連絡などをもらい、
米国工場〜西海岸までの陸送、船便出航、西海岸〜清水港、
通関〜 Business Seating 、そして本日の配達(予定)に至ったわけである。


ところで、いまはアイラーセン( Eilersen )のストックホルム( STOCKHOLM )というソファを使っているが、
購入するときに布地( FABRIC )の生地や色を指定したことや年末年始が重なったことで
到着するまでは 2〜3か月待った。
それでも座面の高さ、硬さ、張り地の心地よさや色合いなどは申し分なく、満足している。

今年のゴールデンウィークは、ミラチェアで読書しようと決めていたが、
まさかワークチェアを 4か月も待つことになるとは……。
目下はアイラーセンに寝そべって本を読んでいるが、
今晩はミラチェアに座って読書することができそうだ。

でもやはり、最後の最後まで「 GET REAL 」は気になるところ。
数パーセントの不安は残るものの、もうすぐわかることである。
座り心地などは、また改めて書き留めてみたい。
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『ハリー・ポッターと謎のプリンス 』(下巻)

書名:『ハリー・ポッターと謎のプリンス 』
   ハリー・ポッターシリーズ第六巻 下巻
著者:J.K.ローリング ( J.K.Rowling )
版元:静山社
価格:¥3800(上下巻)
読書場所:家、電車
購入動機:待ってました
好み:★★★★
20060528_bok

悲しみと謎は、第7作に続く
光と闇、愛と憎しみ、出会いと別れ。
世代を超えた友情と愛情が、人と人との絆を強くする。


物語の最後に悲しみが訪れ、ぐっとくる。
上巻の冒頭に仕込んだ謎が下巻の終わりに明かされたかのようだが、
次作・完結編への布石として持ち越された感じ。
表の裏のその裏は、再び表へ続くということか?

混血? or 謎?&ブリンス or 王子?
洋題の『 Harry Potter and the Half-Blood Prince 』は、
最終的に『ハリー・ポッターと謎のプリンス』に落ち着いた。

当初は『ハリー・ポッターと混血の王子』だったらしい。
Half-Blood は混血、Prince は王子だから、日本語に直訳すればそうなる。
でも、王子では内容に適さないため、発売のすぐ前までは
『ハリー・ポッターと混血のプリンス』で進行していたらしい。

最終的に『ハリー・ポッターと謎のプリンス』になったのだけれど、
混血が謎になったのは何故?

タイトルが本の売れ行きを左右する大きな要素ということも含め、決定に際しては、
「戰戰兢兢、如臨深淵、如履薄冰」(『詩経』小雅・小旻)だったことだろう。

読み終えてしまえばどちらでも構わないと思う。
「謎のプリンス」というタイトルではあったが、
「 Half-Blood prince 」は誰? と考えながら読んでいた。
たとえタイトルが「混血のプリンス」だったとしたとしても、
「 Half-Blood prince 」は誰? と予想して読んだことだろう。


ポリティカル・コレクトネス(『ウィキペディア(Wikipedia)』)を考えれば、
もちろん過剰な言葉の言い換えは不要であると思うが、
混血差別を受け、混血という言葉に苦しむ人が存在する限り、
十分に思慮・検討する必要があると考える。

インターネットでキーワード検索してみただけでも様々な捉え方や意見があった。
half-blooded 、mix 、hybrid 、race 、混血、混血差別、純血、雑種、種、異種交配……。
ヒットしたページはきりがないほど多く、できるだけ先入観を捨てて、
5W2H などを気にしつつ、それぞれの歴史的な出来事の事実・背景・関係者、
書かれた目的、立場や主張が何であるのかなど、見極める努力を払いながら考え・読んだ。
読めば読むほど、倫理や感情、宗教や思想が絡みあい、
考えれば考えるほど、事の問題が単純で易しく見えたり、
複雑で難しいことこの上ない厄介ごとに見えてきた。

当然、第六巻のタイトルについて、
関係者の間で深い検討が重ねられたということは想像に難くない。
洋題の訳をカタカナ表記で「ハーフ・ブラッド・プリンス」とすることも考えただろう。
混血を使いたいと同時に、混血は使いたくなかっただろう。
検討の末、敢えて「謎のプリンス」としたのだと考えると、
なかなか工夫されたタイトルだったと思う。


第六巻を読み終えてから数日間、ずっとタイトルのことを考え、
いろんなサイトの記事を読んでは考えた。
PCの液晶画面に目を凝らし続けたために、肩にきたコリに手をやり、
(世の中は、愛、共感、共生、混交、受容などが見直されていくのかも……)などと考えつつ、
ハリーが持っていてヴォルデモート卿が持っていない、
唯一、対抗しうる力が何であったかを回想するのであった。

老魔法使いの言葉づかい……
翻訳の松岡さんが工夫を凝らした翻訳によって、
登場人物のイメージができあがっているが、
( 原作のニュアンスはどうだろうか…… )と気になった。

さて、本編とは全く関係ないけれど、ダンブルドア校長は、
「そうじゃった……」とか、「遅かったのじゃ……」などと言う。
年老いた魔法使いの語尾に「……じゃ」がつくのは、昔からの定番なのか?
おじいちゃんが昔話を語るとき、語尾に「じゃ」とつけるようになったのは、
いったい、いつの時代からなのだろうか?


「じゃ」が多用されたテレビ番組で最初にイメージするのは、
以前に放送されていたTBS「まんが日本昔話」。
独特かつ見事な語り手の市原悦子さんと常田富士男さんの、
「むかーし、山のてっぺんにオバケがおったそうじゃ……」である。

江戸時代以来、日本人は老人になると誰もが「……じゃ」をつける、
などという話はあまり聞いたことがない。
現在、横浜では「ソウじゃん」と言うし、
関西(岡山県よりも西の地方?)には「ソウじゃ」と言う地域もある。
とすると、方言のようなものなのか?
それとも、「余は満足じゃ」という殿様ことばなのか?
(じゃって何じゃ〜!!)

誰か心当たりがあったら教えてください。

次回、完結編はどうなるか?
次回の完結編、早く読みたい!!
内容を予想している人たちもいるだろう。
これほどまで練り上げられた作品だ、最後にあっと言わせてくれるに違いない。
それまでは、著者・J.K.ローリング さんのオフィシャル・サイトを見て楽しんではいかが?
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ロト6 (292回)×

挑戦回数:ロト6 (292回)
選択数字:01 09 26 33 35 39
       06 17 19 26 28 38
抽選結果:07 14 27 31 34 39 B40
かけ金 ¥400 /当選金 ¥0 /結果−¥400
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ミニロト (356回)×

挑戦回数:ミニロト (356回)
選択数字:07 11 13 27 31
抽選結果:06 11 17 19 22 B21
かけ金 ¥200/当選金 ¥0/結果 -¥200
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『天使に見捨てられた夜 』

書名:『天使に見捨てられた夜 』 / 講談社文庫
著者:桐野 夏生 ( Kirino Natsuo )
版元:講談社
価格:¥680
読書場所:家、電車
好み:★★☆☆☆
20060522_ten

村野ミロ、シリーズ2冊目で更にカッコよさアップ
村野ミロ・シリーズ第一作 『顔に降りかかる雨』に続く二作目。
探偵稼業を始めた村野ミロ。
今回の依頼は失踪したAV女優の捜索。
少しづつキャラクターが確立していく。
なるほど、シリーズを順番に読むのが正解。

前作に続き、全ての女性読者とは言わないけれど、
多くの女性読者からカッコいいヒロインとして歓迎されるだろう。


主人公・村野ミロは、男との関係をクールに割り切る。
男が発する何かに満たされる感覚は幻想だと感じ、
いずれにせよ自分で自分を満たさねばならないと考えている。
だが、「自分自身が信じられない瞬間」が訪れ、
本能の赴くままに男との関係を持つ。

それは女だから? それとも個性?
何だかんだ言って、どうにもならなくなると最後は開き直る。
心の葛藤は複雑に過ぎて、矛盾が矛盾して矛盾でなくなるのだろうか?

主人公が衝動のままに仕事に支障をきたす相手と、
女と男の関係を持つことは、ふつうに考えたら避けるべきもの。
よくない結果を招く行為であり、探偵失格モノ。
だが、そうした行為をむしろ正直な生き方と捉え、
最後は自分の「意地」で責任をとったとすれば、
ふつうは躊躇するようなハードルを、颯爽と超えていく女の姿となる。
なんとカッコいいではないか!!


対称的に示す分かりやすさ
前作と同様、個性的で雰囲気のある人物を対称的・並列的に登場させている。
 理性と本能、上流と下流、男と女、強者と弱者、幸福と不幸、快と不快、
 成功と失敗、華麗と野暮、騙す者と騙される者、有能と無能、裏と表……。

キーワードは、
 フェミニズム、人権、AV、レイプ、タブー、全共闘、同性愛、偏見、
 爛(ただ)れ、怨恨、憎しみ、軽蔑、屈辱、恥、名誉、恥辱、破滅、嘘、真実……。


成功・失敗を含めて、村野ミロの行動が肯定されていく。
暴力や命の危険を感じ、怯える主人公。
カッコよさと女の弱さを織り交ぜつつ、物語は展開する。

さあ次の作品では、村野ミロはどんな人間を演じるのだろうか。

楽しみ。
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Lapita 6月号 特別付録・万年筆

「Lapita」2006年6月号は、
特別付録のLapita限定・万年筆『赤と黒』が付いている。
書店店頭で見かけたので、即購入しました。
興味のある方はいかが?
20060522_la01

そもそも、昨年2005年11月号の特別付録に
縮小版・万年筆『ミニ檸檬』がついていたが、
このときは発売後暫く経ってから特別付録のことを知ったので、
急ぎ書店で求めたが品切れだった。

『赤と黒』はスタンダールの小説からつけたもの。
どちらかというと朱に近い赤で、黒とのコントラストがいい。
雑誌オマケにしては、ペン軸はしっかりしていて書き心地もいい。

Lapita 編集部の気合が伺える。
うーん、こんなにしっかりしているなら
『ミニ檸檬』、結構よかったのかもしれないですね。

20060522_la03
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『ハリー・ポッターと謎のプリンス 』(上巻)

書名:『ハリー・ポッターと謎のプリンス 』
   ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上巻
著者:J.K.ローリング ( J.K.Rowling )
版元:静山社
価格:¥3800(上下巻)
読書場所:家、電車
購入動機:待ってました
好み:★★★★
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ハリ・ポタ発売初日、朝から行列
もう、ハリ・ポタ第六巻(上・下)を読み終わった人もいることでしょう。
発売日の5月17日は、朝から「ハリ・ポタ発売に行列」のTVニュースが流れ、
地元の書店は早朝から販売をしていたらしい。
お昼に職場周辺の書店店頭を覗くと、売り切れる気配はなかった。
天気予報は午後から雨だと言っていたので、地元書店で買うことにした。
一見すると前作セットよりもやや薄く、手に取るとそれほど重くなかった。
さて、今回はどれだけ売れるのでしょうか?

冒頭から読者をぐっと引き込む構成の妙
オマケの特製バッグから上下巻パックを取り出す。
今回は熟成させることなく、さっそく上巻を読んだ。
上巻の読後、下巻に期待を持たせる展開に、(ハリ・ポタの面白さ衰えずだなぁ )と思う。
本作もまた、子どもも大人も満足させることだろう。
最終的な印象は、下巻を読み終わらないと何とも言えない。
でも、冒頭に気になる謎を臭わせ、ちょっとした捻りを加える構成の上手さで、
前作にも増して読者をぐいぐい引っ張っていく。

思春期の女の子の思考・行動の描写、鋭い観察は、女性作家ならでは。
不自然にならない程度に「恋愛」の要素をどこまで入れていくのか。

世界各国で翻訳されてベストセラーになっているけれど、
国によって習慣や考え方ったり、同じ国内でも世代間で異なるだろう。
著者はどうやって「恋愛」と「友情」とのバランスをとっていくのだろう?
今後の展開に注目してみたい。

マンネリに陥らない面白さ
サッカー・ワールドカップが始まる前には読み終えようと思ったが、
このぶんだと下巻も面白さから一気に読んでしまうだろう。
少しもったいないような気も……。

マンネリに陥ることもなく、維持するところは維持し、変えるところは変える。
読者の期待に応えながら、予想を少し外してみせる。
さらにこれまでの販売実績もプラス効果の一つになっていることから、
今年のベストセラーの一冊となるのは間違いないだろう。

さて、本作・注目のオビに書かれたコピーは
「予言は実現するのか? ヴォルデモートの過去に迫る『第六巻』」であった。
急展開はなさそうな気配、『第七巻』完結編への前フリだろうか?
第五巻から2年間空けての第六巻刊行、待っていた人にとっては長かったことだろう。
第五巻の予言についてのいきさつを忘れてしまった人には、
もういちど第五巻を読み直す楽しみができた!?

大きくて重い本の良いところ
たしかに、今の子どもたちは、大人がイメージを膨らませてCGを駆使し、
工夫を凝らして作り上げた現実世界のような映画・DVDの映像体験が可能。
大きな重い本を抱えて一字一字読まなくても、気軽に楽しめるのがいい。
でも、本のカバーの絵を手がかりに、一人ひとり違う物語の世界を想像し、
ときに主人公になりきって冒険し、一ページごとにイメージを膨らませていく体験。
こうして読み終わったあとの満足感は一入である。

外出先で読むときには、大きくて重い本は敬遠したい要素だが、
本の重量感や手ざわり、印象的な表紙の絵などは、
五感の記憶として残り、感動を想起する手がかりになる。
何でもかんでも「大きい・重い」のがいいというものではないけれど、
「読ませる本」の場合は大きさや重量感、紙質、本文の文字書体・大きさ、
文字組み・行間、余白などの印象、カバーデザインなどが
読後の満足感に与える影響は少なくないだろう。


さあさあ、つぎは下巻。楽しみ楽しみ、である。
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ロト6 (291回)×

挑戦回数:ロト6 (291回)
選択数字:04 10 11 17 28 35
     04 11 15 17 38 39
     22 23 26 31 34 38
     12 13 22 23 25 29
     06 11 18 30 36 42
抽選結果:10 15 20 28 41 43 B19
かけ金 ¥1000  / 回収額 ¥0  / 結果 −¥1000
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Life

20060518_lef
撮影:Canon EOS-KissデジタルN / Canon 70-300mm 4.5-5.6 DO IS USM

森の奥、生命が息衝く。
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『顔に降りかかる雨 』

書名:『顔に降りかかる雨 』 / 講談社文庫
著者:桐野 夏生 ( Kirino Natsuo )
版元:講談社
価格:¥629
読書場所:家、電車
好み:★★☆☆☆
20060517_bok2

とりあえず桐野夏生さんの村野ミロ・シリーズ1冊目
先日、『DARK ( ダーク )上・下 』(文庫)を読もうと購入した。
ところが、村野ミロ・シリーズの本作は順番に読めということらしい。
シリーズものの順番は拘らないのだけれど、信じることにした。
桐野さんの作品を何作か続きで読むことが決まった。
書店でコレとコレと……あとがきとカバー袖の情報を頼りに
シリーズものらしき文庫を何冊か購入した。

桐野さんの公式ホームページによると
村野ミロ・シリーズは次の六作だった。

第一作 『顔に降りかかる雨』   (読了)
第二作 『天使に見捨てられた夜』 (購入済)
番外編 『水の眠り 灰の夢』
第三作 『柔らかな頬』      (購入済)
番外編 『ローズガーデン』    (購入済)
第四作 『DARK ( ダーク ) 』    (購入済)

明確な構成に、はっきりした狙いが伺える
主人公・村野ミロかっこいい、でも男たちが格好悪い……。
女性読者にはウケるだろうなぁ。

博夫とのエピソードは『ローズガーデン』に収まっているらしい。
順番に読んでいくと五作目になる。

カバー裏・コピーには「女流ハードボイルド作家登場」とある。
ハードボイルドの要素を配した作者の狙いを端的にあらわしている。
個性的で雰囲気のある人物を対称的・並列的に登場させる。
展開もわかりやすく整理されていて、構想もはっきりしている。

江戸川乱歩の雰囲気を持つキーワードを現代に探すと、
ベルリン、東西統一、ネオナチ、密売、マフィア、死体写真、倒錯者、
ボディピアッシング、自殺、首吊り、溺死……、
それらが要素になるということだろうか。

「江戸川乱歩賞」と映像化
本作は1993年「第39回 江戸川乱歩賞」を受賞。
そのほかフジテレビが出版社と共催するものには次のものがある。
「感動ノンフィクション大賞」 幻冬舎
「新潮エンターテインメント大賞」 新潮社
「日本ホラー小説大賞」 角川書店
「野性時代青春文学大賞」 角川書店

映像化された作品をネットで探してみた。
与志田さんのHP「与志田の貼雑帖」によると、

第38回 平成 4年 白く長い廊下   川田弥一郎 / 1993年放送
第39回 平成 5年 顔に降りかかる雨 桐野夏生  / 1994年放送
第40回 平成 6年 検察捜査     中嶋博行  / 1995年放送
第41回 平成 7年 テロリストのパラソル 藤原伊織 / 1996年放送
第42回 平成 8年 左手に告げるなかれ  渡辺容子 / 1997年放送
第43回 平成 9年 破線のマリス   野沢尚   / 映画化
第44回 平成10年 Twelve Y.O.    福井晴敏
         果つる底なき   池井戸潤  / 2000年放送
第45回 平成11年 八月のマルクス  新野剛志
第46回 平成12年 脳男       首藤瓜於
第47回 平成13年 13階段      高野和明  / 映画化
第48回 平成14年 滅びのモノクローム  三浦明博 / 2004年放送
第49回 平成15年 マッチメイク   不知火京介
         翳りゆく夏    赤井三尋
第50回 平成16年 カタコンベ    神山裕右
第51回 平成17年 天使のナイフ   薬丸岳

他にもあるかと検索してみたけれどわからずじまい。時間もかかりそうなのでやめた。
追究していないので、ドラマ化されている作品があった場合は悪しからず、です。
それによると、2004年のドラマ化が最後らしい。
映像化されないのは、映像化しにくい作品だからなのか、はたまたその他の要因か。

調べるうちに、興味が横道にそれて「映像化権」に。
費用や権利といった問題は複雑らしい。
契約金についても決まっているようで決まっていないようだ。
でも、これらもまた事実かどうかわからない。
ただ、最近のドラマの原作はほとんどがマンガ。改めて認識する。
話が面白くて構成がしっかりしている上に、カット割りができているとくれば
マンガはドラマ化しやすいだろう。

最初は出版社とテレビ局は(Win - Win ) の関係でうまくやっているけれど、
受賞作が映像化のしやすさを考慮したものに偏っているのでは? とかなんか、
先入観を持ちそうになるけれど、調べてみるとそれほど単純ではなさそうだ。

まあ、人が選ぶ賞なのだから、同じ賞でも時代や風に吹かて違ってくるだろう。
それよりも、映像化されなかった作品が、かえって気になるところ、である。
『脳男』っていう不気味なタイトルが気になる……。
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『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 』(下巻)

書名:『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 』
   ハリー・ポッターシリーズ第五巻 下巻
著者:J.K.ローリング ( J.K.Rowling )
版元:静山社
価格:¥4200(上下巻)
読書場所:家、電車
購入動機:シリーズ5作目も期待して。
好み:★★★★
20060517_bo

祝、ハリ・ポタ第六巻発売
いよいよ今日5月17日は、ハリ・ポタ第六巻の発売日だ。
この日が来てしまったなぁ。
結局、第六巻はAMAZONや7&Y(セブンアンドワイ)で予約しなかったので、書店で買うことにする。
(でも 2冊セットは重いだろうなぁ……)
第六巻が出る前に第五巻の(下)を読み終えた。

やっぱり、ハリ・ポタはいい
ヴォルデモートとの対決が軸になっているのは変わっていないけれど、
前四作と比べると、クィデッチ大会や冒険・探検劇とは流れが変わり、
視覚的なインパクトは弱く感じられる。
発売前、出版社は売れ行きがちょっと心配だったかも。
本のオビに「シリーズ最高傑作!!」を入れた気持ちがよくわかる。
第六作の帯の文句に注目!?

成長過程の子どもの感情・友情と、それを見守る大人の愛情・事情。
それらを丁寧に描いている。
スピーディーに纏め上げ、最後の最後までじっくり読ませる構成に満足。

上巻で展開したエピソードが、下巻でうまく収束していく。
でも、ハリーには辛い出来事が待ち受けていた。
今後も、ハリーとその友達の成長や魔法世界の成り行きを見守りたい気分。
シリーズ六作目も読まずにおけない。きっと、次作売上げも安泰でしょう。

呪文は声を出して唱えなければならず、杖が必要。
活字ではもたつく感があるが、映像ではむしろ自然か。
魔法使い同士の戦いの場面はちょっと地味な気がする。
子どもは想像力全開で世界に入り込むだろうから、
子どものころに読んだら格別だっただろうなぁ。
エンピツ持って友達と呪文ごっこするのかなぁ。

「いい歳のオヤジも読んでいるハリ・ポタ」であるが、
(やっぱりハリ・ポタは、いいなぁ)と思った。
呪文ごっこはしませんが……。
さあ第六作、行ってみよう!!
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道端の草花 2

20060516_him
                             撮影:RICOH GR Digital

何かアップで撮ると不思議な感じです。
植物名はヒメツルソバだったか……忘れました。
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道端の草花

20060512_flo
                                 撮影:RICOH GR Digital

ヒメジョンですね。
花壇でみごとに咲いていました。
ずっと前、学校の授業で花びらを数えたことがありました。
何枚だったのかということは、……もう忘れました。
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『ティモレオン センチメンタル・ジャーニー 』

書名:『ティモレオン センチメンタル・ジャーニー 』 / 中公文庫
   TIMOLEON VIETA COME HOME
著者:ダン・ローズ ( Dan Rhodes )
版元:中央公論新社
価格:¥724
読書場所:家、電車
好み:★★★☆☆
20060512_bok

あなたは犬が好きですか? それとも猫が好きですか?
遠く離れた場所に捨てられた犬が、遥か遠い道のりを辿って主人のもとに帰ってくる。
そんな感動的な話を聞いたことが1度はあるでしょう?
表紙とタイトルから<主人を訪ねて旅する犬の感動的で切ない冒険物語>を勝手に想像して
(ふーん、犬が主人公の話かぁ)なんて気楽に本書を手に取って読み始めたのですが……。
(なんという作家なんだ!! )って、賛否が分かれることでしょう。
読後の余韻はとてもふかい、です。
そして、なぜ「ふかい」と思うのかということを、考えさせられてしまったのでした。

ティモレオンは、ティモレオンである前に犬である。
少女のような瞳をした犬の名は、ティモレオン・ヴィエッタ。
読後、エピソードとともに心に残る雑種犬「ティモレオン」。
ティモレオンの動作や反応は、ふだん見かける多くの犬とほとんど同じ。
特に芸があるわけではない、犬らしい犬である。
簡単に「犬らしい」なんて曖昧な言葉はあまり使いたくないけれど、
(ティモレオンは、犬らしい犬だ。)と思うほかないから仕方がない。
それは「いかにも……らしい」という意味の「らしい」ということで、
「どうやら……らしい」という推量の「らしい」ではない。
ティモレオンが、常に犬らしい「犬」として描かれることで、
コウクロフトは、どうしようもなくコウクロフトなのだった。
そしてまた自称「ボスニア人」は、どうしようもなく自称「ボスニア人」だった。


自称「ボスニア人」という考え方
自分の生き方のスタイルを曲げられない者と、
都合で偽ったスタイルすら貫けず、結局もとの自分の生き方に戻る者。
ティモレオンは人間が勝手につけた名前というだけで、その前に犬だった。
コウクロフトはコウクロフトを変えず、きっと死ぬまでコウクロフトだ。
自称「ボスニア人」は「ボスニア人」を全うするかに見えたが、最後には
 <実際にやっていることと言えば人の金を動かしているだけなのに、
  一生懸命働いたんだからこれくらいは当然だと言って、
  高額の給料を正当化しているみたい。
  ……お高くとまった女たちとファックしたい。そして彼はふいに、
  母親からサイモンと呼ばれたいと思った。>
そう思って、自称「ボスニア人」でいられず、自分に戻ったのだ。


禍福は糾える縄のごとし
(ああ、やっぱりねぇ)という、予想できるようなステレオタイプ的エピソードや、
ベタな登場人物の鼻につくベタベタな行動にイライラする。
それともドライに描かれたドライに振舞う人物像が鼻持ちならないからなのか……。

人は、生まれた国・地域・家庭環境・経済、性別・健康・経験などがそれぞれ違う。
それらを背負いながら人格が形成され、判断や選び取る行動も変わる。
(なぜあの人は、そんな行動をしたのだろう?
 なぜあの人は、親切で慈悲深いのだろう?)

人の気持ちは単純なものではないから、理由を断定することは難しい。
人は必ずしも美徳や道徳のみで善行を行うのではない。
人の趣味・嗜好だけが、人を愚行に走らせるわけではない。
人の情熱だけが、他人を巻き込むわけではない。

一人ひとりの背負うものは、それぞれ違う。
運が悪いとしか言えないこと・自分の力ではどうしようもないこと、
受け入れ難い状況などを、何故だ……と悩み、怒る。
拒否するばかりでは状況が変わらない。努力して、足掻く。
がんばって、それでもだめなときは、諦め折り合いをつけて受け容れる。
希望があり失望がある。感謝があり喜びがある。
流れはすっきりだが、現実は筆舌に尽くし難いエピソードの集積だ。


本作では、ティモレオンと接する人々との束の間のエピソードは、
コウクロフトと対照的に、ときに並列的に描かれ展開する。
起こりそうでもあり、起こりそうもないエピソードである。
(どこかで読んだことがある展開エピソードだなぁ)と感じるが、
それらが感覚に触れてくるようで、妙に印象に残る。
他者からみればとるに足りないことが、本人にとっては重大なことがある。
他者が耐え難い境遇だと考えることを、本人はそう捉えてないこともある。
他者が悪だと見なすことを、本人はこれぐらい当然だと考えることもある。
とうてい一つのモノサシでは測れない。


人間万事塞翁が馬。
人生は最初から不条理としか言いようのない場合もあるし、
幸福が突然不条理に陥ってどうにもならなくなることもある。
作者によって並べられた、計算尽くの出来事。
作者によって巧みに繰られた、登場人物の言葉や行為。
道徳・偽善・慈愛・純粋・暴力・信頼・裏切・怒り・恐れ・嫌悪・
虚栄・喪失・無常・ムダなど……などが割り切れないまま残る。
そこに現実はあるが、正解はない。
同じ事象が人に与える感情・印象は様々。
そこに感情が加わると、ますますやっかいになっていく。
でも、始めから割り切れないことなどわかっている。

結局、なぜ「ふかい」と思ったのだろうか
本書、予想どおり切ないところもあるのですが、単純ではない。
登場人物の立場で考えたときの感覚が複雑すぎるのだろうか?
誰になるのもイヤな感じがするし、誰もが正しいような感じもする。
こいつはダメだなぁと思う登場人物にも、ちゃんと個性がある。

自称「ボスニア人」を否定できるのか?
コウクロフトを否定できるのか?
「アンタ、現実にのっぴきならない状況に置かれたらどうするんだ?」
と問われれば、否定しきれるだけの自信はない。

そこで、自らに問う。
弱い立場にいるものに対する、自分の感情や言動はどうなのか?
自分よりも成功していると思う者に対する感情や言動はどうなのか、と。
悲惨な状況に置かれた者に救いの手をさし伸べているだろうか?
声の掛け方はどうか? そもそも声を出しているか?
行動をしているのか? 気づかないフリをしていないか?
結局、否定も肯定もできないのではないのか?

後悔した日の出来事を、忘れかけたころに思い出させる夢のように、
もう少し年齢を重ねたころ、この本が気になって読むかもしれない。
ふだん気にも留めない行為や言動が、納得できるものだったか?
『ティモレオン 』、この本が問いかけてくるだろう。
「それで、いまの君は自称・ボスニア人をどう思うの?」って。
「そうそう、君はコウクロフトの年齢になったね。
 いま君は人の目や人の評価を気にしながら何をしているの?」って。
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ロト6 (290回)×

挑戦回数:ロト6 (290回)
選択数字:22 23 26 31 34 38
     12 13 22 23 25 29
     06 18 23 36 38 42
     06 11 26 30 35 38
抽選結果:11 13 15 17 22 43 B08
かけ金 ¥800  / 回収額 ¥0  / 結果 −¥800
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ミニロト (354回)○

挑戦回数:ミニロト (354回)
選択数字:06 09 17 19 29
抽選結果:03 06 17 19 30 B01
かけ金 ¥200/当選金 ¥1000/結果 ¥800
| ロト、宝くじ | Comments(0) | Trackback(0) |

モッコウバラ

20060509_ros
                                 撮影:RICOH GR Digital

生垣に植えている家が増えましたね。
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チゴユリ

20060504_tak6
                                 撮影:RICOH GR Digital

5月4日、高尾山を歩いたときに写した山野草。
たぶん、チゴユリ(稚児百合)。
ゴージャスなカサブランカもいいけれど、可憐なチゴユリもいいでしょ?
| 写真、カメラ | Comments(2) | Trackback(0) |

御神木

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            撮影:Canon EOS-KissデジタルN / CANON 70-300mm 4.5-5.6 DO IS USM

5月4日、高尾山を歩いたときに写した 1枚。
注連縄(しめなわ)が巻かれた杉の大木が、参道脇に何本も立ち並んでいた。
シャッターを切ろうとした時、神様が降りるとされる紙垂(かみしで)が揺れた。
きっと微風が吹いただけだと思うけれど、ちょっと神々しい感じがした。
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山歩き

20060504_tak1
                                 撮影:RICOH GR Digital

5月4日快晴、高尾山。山歩きを気軽に楽しめる低山。
連休だけあって、人の多いこと多いこと……。
お年寄りから小さな子どもまで年齢層は幅広く、装いもさまざま。
ケーブルカーやロープウェイでも登れるので、
中にはハイヒールで山道を歩く女性とすれ違うことも。
これなら足に不安がある人も、山の空気を満喫できていい。

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            撮影:Canon EOS-KissデジタルN / CANON 70-300mm 4.5-5.6 DO IS USM

木々の葉が陽光に透け、緑の濃淡が美しい。
山道脇の斜面にはスミレやウラシマソウなどの山野草が見られる。
一歩一歩、頂上に続く道を登っていく。Tシャツがほんのり汗ばむ。
新緑のトンネルの下を、爽やかな一陣の風が通り抜ける。
深呼吸、新鮮な空気で心身がリフレッシュされていく。

20060504_tak520060504_tak4

そして、山頂で食べた手作りおにぎりが旨かったのは言うまでもないのだった。
もみじ台・茶屋の「なめこ汁」(写真上右)でほっと一息&缶ビールで乾杯。
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ロト6 (289回)×

挑戦回数:ロト6 (289回)
選択数字:01 11 21 23 31 34
     12 17 21 26 28 36
     06 19 32 36 38 41
抽選結果:07 09 12 17 34 38 B03
かけ金 ¥600  / 回収額 ¥0  / 結果 −¥600
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『葉桜の季節に君を想うということ 』

書名:『葉桜の季節に君を想うということ 』
著者:歌野 晶午 ( Utano Shogo )
版元:文藝春秋
価格:¥1857
読書場所:家、電車
好み:★★☆☆☆
20060503_bok

ゴールデンウィーク、巷の木々の緑が目に鮮やかな季節。
先日は気温30℃を超えた。
初夏の日差しを見上げると、緑陰がうっすら濃さを増したことに気づく。
ひと月前に薄桃色の花を纏ったサクラの枝には緑の葉が茂り、春風にそよいでいる。

本格ミステリーへの期待するか、タイトルの魅力に惹かれるか。
本作は2004年度「このミステリーがすごい」の第一位を受賞。
ミステリー好きは、あっと驚くトリック・展開・王道パターンを期待して読むでしょう。
でも、本作タイトルに惹かれて手に取った人も少なくない筈。
『葉桜の季節に君を想うということ 』という詩情あふれるタイトル。
なんとなく「君」について思い巡らせてしまう。
「君」はサクラの如く鮮やかに咲き・潔い・散りぎわ美しい人だったのかしら、
「君」は何を残して散っていったのか、「君」を想うのはどんな人なのか、
老桜の切ない話? それとも夭逝した人を思い起こすやりきれない話なのか……。
1球目、タイトルが気になった人はワンストライク。
2球目、手に取ってしまったらツーストライク。
読んでしまった人は、見たこともない変化球にスイングアウト・三振を取られた気分に。


自分の「ズレ」具合を眺める面白さ
読者は自分の思い込みや期待を抱きつつ・謎解きを楽しみつつ、
登場人物のやり取りを深読みしたり単純に楽しんだりしながら読み進める。
そして本書を最後まで読んだとき、きっと一人残らず「ズレ」を感じるでしょう。
意外性・どんでん返し・トリックの中から生じる自分の期待と作品の「ズレ」。
この「ズレ」の要因を自分の中に探すのか、作品に求めるのか。
ここらは多分、読者の個性に依るところになる。
自分なりのミステリー観や読み方を持っている人ほど「ズレ」幅が大きかったかも。
そして、(やられた……)と。
非日常と偶然と微妙にリアルな出来事が絡み合い、展開・転調・収束する。
娯楽を求める人は、「ほうっ」と言って膝を叩き、ニヤリとしたかも。


ボクの場合は、読み始め(いつ面白くなるんだろう)と期待し、
半分ほどから(このあともっと面白くなるんだろう)と期待し、
最後の方で展開に引き込まれ、(ええ? ああ、なるほど!! )と思ううちに
電車を降りる駅を乗り過ごしてしまった。

本格と称する、奥深く面白い試み
本作カバーには「 HONKAKU Mystery Masters 」と印刷がある。
これなら、よもやミステリーと思って読む人はいないでしょう。
文藝春秋HPによると「本格ミステリ・マスターズ」の特徴は
編纂委員会システム(委員:綾辻行人、笠井潔、北村薫、二階堂黎人)にあるとか。
要するに出版社主導ではなく、作家が直接編纂に携わるということ。
人気作家が確保できたり、判断基準が熱意のある作家だったり、
その辺は読者にも出版社にもメリットがあるシステムかもしれない。
面白い試みで、いいですよね。
巻末に必ず収められるという評論家による作家論は、
バランス感覚がよいものなら歓迎できるかも。
力が入りすぎたり、小難しくこねくり回された作家作品論はちょっと……ですが。
いずれにしても、作家論は気合が伝わってくるし、読後の印象に厚みが増すので、
読まずにおくよりはざーっと目を通してみるのがオススメです。


京極夏彦さんの装丁を勝手に読んで面白がる
「 HONKAKU Mystery Masters 」シリーズは、
すべて京極夏彦事務所で装丁を行うことになっているとのこと。
なるほど本書の奥付には、装丁 京極夏彦 with Fisco とある。

本書のカバーデザインにはガーベラの花一輪がシンプルに配されている。
『葉桜の季節に君を…… 』だから、この花をサクラと間違う人はいない。
(何でガーベラなんだろう、謎のひとつか?……)と思いつつカバーを外してみる。
これまたセピア調のガーベラのがぐるりっと巻かれている。
(込められたメッセージは何だろう?……)

ガーベラは、サクラとは対象的な鮮やかで情熱的で豊富な花色。
また、花店のプチブーケ・アレンジメントのスタメン的存在は季節感が薄いともいえる。
シンプルな花の印象は造花のようなイメージすら与える。
それらをさらにセピア調・シンプル化することによって投げかけるメッセージ。
色を失くすことで色を思い起こさせ、季節感をさらに薄めることで季節を想起させる。
そこで、( おおっ、京極夏彦ってヤルなぁ )という思いに至る。

著者・歌野晶午の桜を愛でるポイントは花だけじゃないんだっていうメッセージを汲んで、
「見渡せば花も紅葉もなかりけり浦の苫屋の秋の夕暮」という
藤原定家の歌に通じるようなイメージに結びつけたのではなかろうか? って。
「なくてもある」「ないを意識するからこそむしろありありとある」ということを。

「なくてないかもしれない」ならハードボイルドチック感を出したというのはどう?
てんで見当違いかもしれないけれど、
装丁に込められたメッセージを勝手に読ませてもらえるのも、本書の楽しさかも。

だって、カバー2色刷り・ノンコートはコスト削減が目的ではあるまい。
それじゃ寂しいし。
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