葉っぱすけのやるキッ木

写真です。そして、本です。

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葉っぱすけ
写真、本のメモ、雑記など……。
....................................................................................
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RICOH GR Digital ほか
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by 葉っぱすけ

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『サッカーという名の神様 』

書名:『サッカーという名の神様』 / 生活人新書175
著者:近藤 篤 ( Kondo Atsushi )
版元:NHK出版
価格:¥740
読書場所:電車
20060430_bok

世界のサッカー好きを身近に共感できる、楽しい本
著者はスペイン語・ポルトガル語・イタリア語・英語などでコミュニケーションを図り、
世界各国で写真を撮影する、自称・サッカーバカ。
本書では、著者に負けず劣らずのサッカーバカな人々がエッセイに登場する。
サッカーが好きな人にはお勧め。面白かった。

世界中どこでもサポーターの気持ちは一緒。
週末、ホームのスタジアムに観戦に行き、
贔屓のホーム・チームが負けてしまったときはホントがっかりする。
精彩を欠いたプレーの末に、ロスタイムに得点されて負けたときには、
応援しにきたのに「何やってんだぁ!!」という気持ちと情けなさと、
がっかりと、二度と来るもんか! という思いと次こそは! という思いと、
ごちゃごちゃ混ざったやり切れなさを胸に、言葉少なく下を向いて、
スタジアムから駅までの道を歩き、家路を辿って帰る。
でも、勝ったときには全く逆、興奮冷めやらず、足取りも軽い!!!
<真剣にサッカーをやらない人間は昔から好きじゃない。>という著者。
サッカーバカを強要されるのは勘弁だが、尤もな話である。
気を抜いたゲームなんて誰だって関わりたくない。

愛と情熱のサッカーバカ
サッカーに対する情熱の度合いは、人によって違う。
活字になったバカは読んで気持ちいいものではないが、
サッカーするバカ、観戦するバカ、サッカーするし観戦もするバカ……、
きっとサッカーバカとしかいいようがないのだろう。
「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損、損。」っていう言葉があるが、
その阿呆とサッカーバカは似ているのかもしれない。
どちらも情熱や愛情を込められたバカや阿呆なのだ。

本書「ブラジルはなぜ強いのか、という愚問」の章で、
現役サッカーオヤジの人数×真剣度=その国の代表チームの強さ というのがあった。
好きなスポーツは、身体が動く限り幾つになってもやりたいもの。
たとえオヤジになっても……。ふむふむ、である。

ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、トリニダード・ドバゴ、ジャマイカ、日本、韓国、
モルディブ、スリランカ、北アフリカ、ケニア、ロシア、オランダ、スペイン、イタリア、イングランド。
いろんな国で、いろんな人が、サッカーをいろんなふうに楽しんでいる。
誇りをもって応援できる地元チームと、それを支えるサポーターの関係っていいなぁ。
我が贔屓チームも、昨日ようやくJ1連敗を脱した。
興味ない人にはピンと来ないかもしれないが、頑張ってくれるとホントに嬉しい。

今年はサッカーワールドカップ。
日本代表を応援する人も、愛すべきチームを持っている人も、
世界のサッカー好きを身近に共感できて楽しい本書を、一読されてはいかが?
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『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 』(上巻)

書名:『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 』
   ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上巻
著者:J.K.ローリング ( J.K.Rowling )
版元:静山社
価格:¥4200(上下巻)
読書場所:家、電車
購入動機:シリーズ5作目も期待して。
好み:★★★☆☆
20060429_bok

2年熟成パックの第五巻のあじわいは如何なるや?
一昨年、発売当日に購入したハリ・ポタ第五巻。
上下巻2冊セットの販売、バラ売りなし。
書店買い切り商品・返品不可。なんと強気なことか。
でも品切れが見えていたので購入した。
持って帰るには上下2冊セットはひどく重く、ひと苦労だった。
いまは1500円以上送料無料のAMAZONや7&Y(セブンアンドワイ)という選択肢もある。

本作は既に映画制作が始まっていて、日本では来年2007年夏・公開予定。
次作・第六巻『ハリーポッターと謎のプリンス』は来月5月17日に発売。

第六巻が出る前に第五巻を読み終えよう……。
書棚で2年間熟成させたビニールパック詰め包装を先日開封した。

本を開くと、すぐにハリ・ポタの世界が広がり始める。
徐々に前作までの内容・登場人物を思い出す。
言い換えれば、以前読んだ記憶が僅か1・2年の間に薄れているのに気づく。
前作といっても4作なので、思い出せないことはないのだが……。
(ああ、この人はこんな性格だったなぁ……)と記憶が蘇ってくる。
魔法アイテムや呪文を思い出すころには、
登場人物たちのそばで一緒に生活を送っているような気分になる。
やっぱり、ハリ・ポタはいい。
こんな本を小さいころに読める子どもたちは幸せだなぁ。

上巻を読み終えた。下巻への序章だった。
面白い展開は下巻にあるのだろう。


隠されたメッセージは学校教育問題か!?
今回初登場する、スネイプ以上に陰険な先生はアンブリッジ。
ハリーへの罰の与え方、話し方・態度が、読者の嫌悪感を刺激する。
現実社会の教育制度がオーバーラップする。
魔法省のホグワーツ校への介入は、
勘違いした人間によって制度が悪い運用をされる事態に似ている。
著者の国・英国における教育制度も改善努力がなされてきたという。
それでも親の経済力格差、個人の様々な能力格差、非行生徒の多い学校、
そして人種・宗教・民族・言語などなど、まだまだ改善努力を要するらしい。
多様性の中で調和を図る努力は、難しくても続ける必要があるということだろう。
ホグワーツでは帽子が子どものクラス分けをするが、
これはかつて英国で行われていた11歳テストを連想する。
廃止されたのは過ぎた能力偏重主義が問題にされたからなのだろうか。
能力偏重主義により格差が生じれば、人の感情は不安定になる。
何事につけバランスは大事だが、感情が絡むと事は難しくなっていく。

勘違いする人は文部省・教育委員会・学校・PTA、どこにも存在する。
文部省のお墨付きを得た教育委員会が学校へかける圧力が
勘違いに基づいたものであれば悲しいことだ。
(ステレオタイプなもの言いだが……)
実際、日本では学校教育法で学習指導要領が決められ、コトが運ばれる。
反対意見があろうが、議論が不十分だろうが、都合は決める者の手中にある。
制度・方針に従わない者は即問題教師・問題生徒扱い。
国歌・国旗の扱い、校長人事、いじめ、教師のえこひいき、体罰、
問題を起こす教師や学生、学校を襲撃する暴漢、殺人事件。
理想に燃え、日々努力する者ほど辛さを感じることだろう。
厳然と在る経済格差や能力格差、努力を怠り権利ばかり振りかざす者、見当違いな要求、
矛盾の中で調和を迫られた結果生まれるのは、
ストレスか無気力か、改革に燃えるエネルギーか……。
ホグワーツも大変だが、我が国の学校を取り巻く状況も大変だ。

下巻では、ハリーら生徒やホグワーツの先生たちは、
魔法省やアンブリッジの攻撃にどう立ち向かっていくのだろうか?
自分たちで考え行動することで、闇の魔術に対抗することができるのだろうか。

人はみな考えて行動している筈だが、資料や現場を調査してみると、
簡単・単純だと思っていたことが意外と難しかったり複雑だったりする。
子どものうちに自分で考え・判断し・行動する術を身につけることができるといいだろうなぁ。
学校教育で「自分で考える力」を教授するのは大事だと思う。
偽装建築、催眠詐欺商法、株式や金融商品・先物取引のリスクなど、
当然ながら騙す人が悪いけれど、それに関わってしまったことによって、
解決に要する労力や時間を失うのは気持ちも萎えるし肉体的・経済的にも大変だ。
事前に考えて避けられるなら、それに越したことはないだろう。

安定感とマンネリ感を超えて
シリーズは巻を重ね、マンネリ感が出てきたような気もする。
否、これは安定感か。

ダーズリー家の人々をはじめ登場人物の性格が読者に定着した。
また、魔法使いが呪文掛け方や、魔法使いの社会構造や、
魔法使いの移動手段、ホグワーツでの決まりごとや、
クィデッチ大会やら学校生活などなども定着した。

でも、舞台は学校。年間1話完結のパターン。
学期が始まり、授業・宿題・テスト・クィデッチ大会の1年間。
学期は替われど、変わらぬ登場人物。
3校対抗戦やあちらこちらに秘密の部屋を設定して、
舞台に広がりを持たせようとする著者。
巻を重ねるほどに工夫を要するだろうというのは想像に難くない。

ハリーの退屈な夏休みを破ったのは、吸魂鬼だった。
下巻では、きっといろんな展開があるのだろう。
「例のあの人」との対決やいかに。
さあ、下巻に期待。
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ロト6 (288回)×

挑戦回数:ロト6 (288回)
選択数字:22 23 25 31 34 38
     12 13 22 23 25 29
     06 18 23 36 38 42
抽選結果:03 04 11 25 28 33 B35
かけ金 ¥600  / 回収額 ¥0  / 結果 −¥600
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埋もれたブルー

20060421_blu
                         撮影:RICOH GR Digital

うららかな春の日、誰かが捨てたブルー。
そんなところに夢は埋まっちゃいない。
知ってるくせに、君はそいつを続ける。
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ひっそり逞しく咲くスミレ

20060422_sumi
                            撮影:RICOH GR Digital / RAYNOX x0.5 Lens

コンクリート塀とアスファルトで固められた歩道の隙間。
こぼれ落ちたタネから育ったスミレが花を咲かせていた。

この写真はご覧のとおり、GR 用の純正ワイドレンズを使っていません。

何となく(あっ、つくかも!? )と思い立ち、
ビデオカメラ用に付けていたRAYNOX の0.5倍ワイドコンバージョンレンズ
GR のアダプターにつけてみたら、意外にもネジ径がぴったりで、
キュキュキュっと収まっていく感覚が気持いい。

撮ってみると、円形に切り取られるし周辺部が流れるし、
微妙に上下右端が切れて円形ではない。
それに逆光だと移りこみやフレアがたっくさん入るけれど、
そのへんのところを割り切ってしまえば、なんだか面白い。


37mm 径のコンバージョンレンズがあったら、試してみてはいかが?
いつもカッチリ撮れるGR-D とは一味ちがう、
枠が外れた意外性が出て遊べるかも。
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20060421@Shibuya

20060421_morn
                     撮影:RICOH GR Digital

The Hachiko exit from Shibuya station.
2006.04.21
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散り桜

20060420_saku
                           撮影:RICOH GR Digital
強風がヤエザクラの枝を煽り、無情に花を散らせていた。
でも、マンホールに散り敷いた花びらは思いのほかきれいだった。
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『容疑者Xの献身 』

書名:『容疑者Xの献身 』
著者:東野 圭吾 ( Higashino Keigo )
版元:文藝春秋
価格:¥1600
読書場所:家、電車
購入動機:直木賞受賞作
好み:★★★☆☆
20060419_bo

ミステリー作品に欠かせないのは巧みな犯罪者と謎を解く者。
この二つは切ってもきれない関係。
それらは親子丼の卵と鶏肉の関係、あるいは北海丼のシャケとイクラの関係だ。

直木亭「ひがしの変わり丼」の味はいかに?
グルメ雑誌(!?) で紹介されていたので、さっそくいってみた。
この変わり丼、あっさりした中に隠し味が利いて、うまい。
ただ、三分の一ほど味わったら、ちょっと香辛料のインパクトがほしい感じも。
(これが直木亭の味わいかぁ、ちょっと期待しすぎたか……)と思う。
ふと気づくと、直木亭店内に映画「Wの悲劇」のピアノ・インストロメンタルが静かに流れていた。
それでもごはんをかきこむ箸はすすみ、あっという間に残り3分の1に。
そしたらあろうことか、ドンブリの底に「鰻ひつまぶし」よろしく、
さらにうまい具材が忍ばせてあった!! 
その最後のひと口をほおばったら、(あぁ、なるほど!!)という感じ。
隠し味はセンチメンタル&ハードボイルド風味の男の美学かぁ……。
やられた。その余韻に、思わず感涙。


この直木賞作品、そんな感じだった。
(どんな感じなんだ……)
東野圭吾さん、旨い……、いや上手いなぁ。

お変わり!! ん??
いや、お代わり!! もう1杯!!
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『チーム・バチスタの栄光 』

書名:『チーム・バチスタの栄光 』
著者:海堂 尊 ( Kaidou Takeru )
版元:宝島社
価格:¥1600
読書場所:家、電車
購入動機:「このミステリーがすごい」第四回受賞作
好み:★★★★

20060417_bok

受賞作だろうがそうでなかろうが、面白いものは面白い。
大学病院に招聘された凄腕・天才外科医による心臓のバチスタ手術。
脅威の26連続成功のあとに3例続いた患者の死亡。
俺 ( 田口公平 ) に課せられたミッション・インポッシブルは、
3例の患者死亡のケースが
 「たまたま連続した不運。医療事故、
  それから、悪意によって事態が引き起こされている可能性」
のいずれなのかを見極めることだった。

医療現場からのメッセージ!?
奥付によると、著者は勤務医。
よくできたミステリーとして楽しみつつ、
登場人物が語るセリフに込められたメッセージから
医師である著者の視線を想像しながら読むのもまた面白いかも。

大学病院を取り巻く状況、そこに働く医師やコメディカルの現状。
日本の医療が抱える矛盾。
医療過誤の捜査方法のありかたや裁判、マスコミ報道などの社会的なシステム。
命を守るために奔走する医師・コメディカルたちの姿。
 「大学執行部の旧体質。麻酔医の激務、外科医の傲慢。研修医の憂鬱。
  拝金主義の経営陣。権利ばかり振り回す患者たち。」
そして病院組織から独立した監査制度の必要性など。
テンポよく展開する物語の中、
(著者の視点が「人の心が通う医療」にあるのでは?)と感じた次第。

実際に医療に携わっている人は、どんな印象を持つのだろうか。

次回作にも期待
著者が現在多忙な状況にあると想像することは難くない。
本作を書き上げるのは楽しい作業であり、同時に大変だったろう。
一通り読み終わると、細部に配慮を凝らした跡が見えてくる。
「すべての事象をありのままに見つめ」た次作にも期待。
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若葉の隙間

20060414_sinm
                                  撮影:RICOH GR Digital
先週某日、イベントホールちかく。
金髪やピンク・ウィッグの十代・二十代。
さらに派手なメイクde年齢不詳、きっと三十代の女性。
一様に黒っぽいコスチュームを纏い、学ランふうに身を包む。
どうやら、木更津からヤンク・ロック・バンドが来るらしい。

この前はじいちゃん・ばあちゃん・とおちゃん・かあちゃん・こどもたち。
ほとんどの家族連れは、ぱんぱんに膨れたお買い物ビニール袋を両手に満面笑顔。
お目当てはアウトレットのお買い得品。
黄色っぽい袋を提げてゾクゾクと人が出て来る場面に遭遇する週末。

とある日の夕暮れには、黒い革ジャン&リーゼント、
タオルを肩にかけた男たちが大挙して集合していた。
事情を知らない年配の女性は眉をひそめる場面?
でも、彼らはきっとオンリーワンに憧れ、ビッグになることを夢見て、
「ハートで汗をかく」ことに違和感を持たない男に違いないのだ。

毎週のようにイベントがあり、それぞれの集団が異質な気配が漂わせる。
興味のない人が外から見ると、空気感の違いに思わず引いてしまうことも。
でも、異空間の中は熱気がこもり、盛り上がって楽しい。

いつもと雰囲気が違う散歩道、若葉の隙間から空が見えた。
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オレっちの花

20060413_tamp
                             撮影:RICOH GR Digital

タンポポのオレっちの声がした。

「なんだぃ、何見てんだよ。お前さん元気出せよ、上を向いて歩きなよ。
 いい歳してうな垂れて歩いてんじゃないよぉ。
 だいたい、オレっちぃなんかに気づくなんて、よっぽど鋭いか鈍いかどっちかだ。

 え? お前こそなんで往来の隅の窮屈な場所で咲いてるのかって?
 まあいいじゃねえかぃ、そんなこたぁ。
 風の向くまま気の向くまま飛んでくのが、オレっちのいき方。

 え、何だって? 不安はないのかって?
 ハナから咲き方ぐらい心得てるからね。
 それに、何処だって流儀ってもんはある。

 うん? 頑張れって? よせやい、お前さんこそしっかりな。
 根ってのは地面の下に伸ばすもんだぜ、ねは上げるもんじゃねぇ。
 お前さん、わかるよな。 ところで、それカメラかい?
 何だよオレっちの写真撮ったっていいんだぜ、遠慮すんなよ。
 えっ? アップで撮るのかい? おっ、そんなに近寄るのかぁ? 照れるなぁ。
 (カシャッ)

 おうっ? また会えるかって?
 わかんねぇよ、先のことは。また会えるといいな。
 今度はお前さんがアッと驚くようなところで咲いてるかも知れねぇよ。
 でも、鈍くいきてちゃオレっちは見つからねぇから、なっ。」
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八重桜

20060412_yaez
                                  撮影:RICOH GR Digital
週末にヤエザクラが咲き始めました。
あと少し経つと、薫風かおるバラの季節ですね。
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また会おうね

20060409_san
                    撮影:RICOH GR Digital(trm)
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復活のミニシクラメン ( 4 )

ミニシクラメンが満開になった。
20060408_siku
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朝陽

20060408_sun
4/8 朝            撮影 : Canon EOS-Kiss DN / SIGMA 18-50mm 2.8EX
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『ララピポ 』

書名:『ララピポ 』
著者:奥田 英朗 ( Okuda Hideo )
版元:幻冬舎
価格:¥1500
読書場所:家、電車
20060407_book

渋谷は欲望の舞台装置になったのか?
『ララピポ 』の舞台の一つ東京・渋谷。
午後の渋谷センター街には、溢れ返る人・人・人。
サラリーマン、学生、主婦、修学旅行生のグループ、
学校をサボって電車に乗って遠くから来ちゃったふうの女の子二人連れ。
スクランブル交差点のそこかしこにスカウトのお兄ちゃんたちの姿。
開店前から行列ができる大型パチンコ店は連日盛況を呈している。
大通りから一歩踏み込めば、路地裏や雑居ビルには風俗店。
お昼どき、坂を上ったラブホ街に入っていく男女の姿。
仕事中の上司部下ふうだったり、男の後ろを少し離れて歩く女ふう、
ファーストフードの袋を提げたピクニックふう、手を繋いで歩くふう。
薄暮の街、派手な服を着た若い女がオヤジと連れ立って歩いている。
夜のセンター街には顔にニスを塗ったふうの女子高生がウロウロ・ゾロゾロ。
機嫌を伺いながら近寄り集まり取り巻く男たち。
居酒屋から出てきた赤ら顔の小金持ちのオヤジがつるんで駅に向かう。
サイフには小銭しか入っていないような少女たち。
欲望の装置が置かれ、時どき欲求のスイッチが入る役者が配置され、
舞台は整い演者は揃ったようである。
「迷惑かけなきゃ何やったっていいでしょ?
アンタに関係ないでしょ? ほっといて、ウザイ。」
ご都合主義を手に入れれば、良心の留め金を外すことなど造作もない。
倫理よりカネの感覚が蔓延した社会が更に背中を押す。

(ララピポってなに?)ああ、なるほど。
社会の底辺を生きる三流の人たちが織り成す日常連鎖的エロ物語!?
まあ、諸々はさておき楽しく読もう。
世の中にはたくさんの人々が生きている。
袖触れ合うも他生の縁とはいいながら、袖が触れた程度では進展がないのもまた事実。
意志を働かせて袖を引っぱり、また思いがけず袖引っ張られることでコトは動き出す。
欲望の装置が口を開けて待っていても、入る人もいれば視野にすら入らない人もいる。
付き合いで入ってみたら、ハマってしまう人もいる。
昨日までは気づかなくても、何かのきっかけで欲望の装置と関わる人もいるだろう。
いろんな人がすれ違って生きているけれど、皆それぞれの人生を生きている。
いつの時代も、目標を持ち頑張って努力している人もいるし、病んでいる人は病んでいるいる。
そもそも現代は病んでいる?
ただ、人は誰しも多少の差こそあれ、今と違う人生を生きる可能性はある。
事情が生じれば、理想にありたくても叶わないことだってある。
努力するのはいやだけどラクしたい、目的はないけど何とかするために何かしたい、
頑張ってきたけれど疲れちゃった・嫌になっちゃった、
そんなふうに生きている人を摘出して人登場人物に仕立てる。
さらに、それぞれに容姿・性格に難アリの化粧を施す。
上手くいかない現状を変えたいけれど、伴わない行動。
上昇志向はあるけれど具体的な思考は面倒くさい。
あららあららと出来事が織り重なって物語が進む。
話の展開に
(あーそうなっていたんだ!! )と思うのは読んだときのお楽しみ。
一ひねり・二ひねりを効かせながら展開する奥田ワールド。
せつな的な行動にひた走る姿は、滑稽であり痛々しくもあり。
普通はありえないと思うけれど、微妙なリアル感もあり。

読後の印象・評価は、人によって分かれるだろう。
笑って読むもよし、想像力を凝らして感心するもよし、
いっそリアルな世界に飛び込んだ方が面白いかもって行動するもよし?

ところで最近、カガミに映る自分を見てる?
老いて若さを求めても限界はあるから、それは仕方がない。
人は多少なりとも自分を美化してイメージしているもの。
でも他者の眼には自分の主観が入る余地はない。
果たしてそこに映し出された姿はどんなふうだろうか?
ぶよぶよの腹が映っているかも。デブで何が悪い?
多少は気にする必要はあるものの、本人がそうありたければそれはそれ。
この世にはララピポ、多様性も必要。
でも、自分の理想の生き方を映し出すカガミにを見ていない人は要注意。
そこに映った姿と現実の自分との差に気づかないフリをするのは要注意。
とはいえ、その前に自分の理想を映し出すカガミを手に入れ、
いつでもピッカピカに磨いておく努力が必要かも。

ある人は、気楽なはずの独り身がある年齢を境に孤独に感じられたりするかもしれない。
ある人は、人が大勢集まる場所が必ずしも孤独を紛らせてくれないことに
気づいたりするかもしれない。
でも、そんなカガミを持っていれば、ララピポの中でも自分を失わずにいけるかも。
ただ、そこは自分次第、その人次第ではあるが。

                          (2006.04.10 修正)
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朝陽

20060407_sun
4/7 朝            撮影 : Canon EOS-Kiss DN / SIGMA 18-50mm 2.8EX
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朝陽

20060406_sun
4/6 朝            撮影 : Canon EOS-Kiss DN / SIGMA 18-50mm 2.8EX
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イエスタディ 、そして……

20060405_saku
                                 撮影:RICOH GR Digital

ひらと散りゆく薄桜の一片に重なるおもい。
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モミジ

20060404_momi
                           撮影:RICOH GR Digital
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朝陽

20060404_sun
4/4 朝            撮影 : Canon EOS-Kiss DN / SIGMA 18-50mm 2.8EX

最近、ネコの目覚めが早くなっている。
今朝、起こされたのは 5時30分、(あっ日の出だ……)
ここ半月ほど朝陽の写真を撮れなかったけれど、
こんなに日の出時刻が早くなっていたとは思わなかった。
うん、今年の冬までは早起きしたときだけ撮ることにしよう。
朝陽が拝めたらラッキーということで。
「今日はいい日になる !!」
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『イン・ザ・プール 』

書名:『イン・ザ・プール 』 / 文春文庫
著者:奥田 英朗 ( Okuda Hideo )
版元:文藝春秋
価格:¥500
読書場所:家、電車
20060403_bo

微笑ましい変態医師!? が「いらっしゃーい」
神経科精神科医にして注射フェチの医学博士・伊良部一郎のもとへ
不安・ストレスで体調・精神に不調をきたした患者が訪れてくる。
収録されている短編タイトルは次のとおり。
・イン・ザ・プール
・勃ちっぱなし
・コンパニオン
・フレンズ
・いてもたっても

我々は誰もが多少なりともストレスを感じているものだが、
通常は自制・抑制して何とか生活を続けている。
全5話に登場する心を患っってしまった面々、
「性格こそ不治の病」なのか、悩みのツボは人それぞれである。
完璧主義者、ストレスを抱え込んでしまう者、加齢恐怖症、
孤独恐怖症、強迫神経症……症状の差こそあれ自分自身に思い当たるものもあり。
当人の深刻さと、他人の目に映る彼らの滑稽な行動とのギャップが笑いを誘う。
コミカルな展開は面白いけれど、当人にはツライ状況だろう。
精神的に追い込まれた彼らにとっては、
自分が尻込みする事柄をいとも簡単に超えていく天然幼児性キャラの伊良部に、
ある種のリスペクトを感じる瞬間はフムフムという感じ。
病院を訪ねた人たちが、心の壁を外し・心を開いていく心理描写が丁寧だから、
憎めないマザコン変態デブ注射フェチ伊良部のスパイスが効いてくるのかも。
「人を深刻にさせない天性のキャラクター」の伊良部医師が
直接的・間接的な行動療法!? などなどなどを展開して
悩める患者たちの心がほどかれていく展開は爽快。

文庫で再登場・読んだことを忘れてしまうほど面白い?
コンパニオンの話で(あっ読んだことあるワ)と思い出した。
単行本で読んでいたことを忘れ、最近刊の文庫で再読となった。
(忘れるってすごい、2度楽しめて得してしまったなぁ)
モノ忘れが増える一方だが、前向きに考えてストレスにしないことにしよう……。
( 品薄の DS light が手に入らない今は、脳を鍛えることもできないし!? )
登場人物のキャラ・話の展開・状況設定・心理描写、
あっさり読めてじつは深〜い奥田英朗ワールド、ただただ面白がって読みたい。
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サクラ咲く道の端

20060401_saku
                        撮影:RICOH GR Digital
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うまうまワイン 40

MASIA HILL TEMPRANILLO
( マジア・ヒル テンプラニーリョ )
・スペイン / 100% Tempranillo  赤
好み : ★★★☆☆
・購入場所:ヴィノスやまざき(渋谷・西武百貨店地下)
・購入価格:¥990 ( 税込 )
20060331_vin

安価で旨いワインなので常備しようとしていたのにィ……。
甘さがちょっと舌に残ってイマイチ。
好きなワインだけど、安定していないということか。
樽によって味が変わるのか、値段が安いからなのか。
またお気に入りのワインを探さなければならなくなったなぁ。

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